私たちの思い
とも遠方より来たるあり、また楽しからずや。(『論語・学而篇』)

私たちはお互いに認め合い、自分の居場所だと感じられる、安心できる学びの場をつくります。
こどもたちの暮らしを豊かで実りあるものにするために………
一人ひとりの人間らしさを大切にしながら、私たちは成長し続けます。

こどもたち一人ひとりと
丁寧に向き合います。

開塾から四十年。井上塾はこどもたちの「第三の居場所」として親しまれ、たくさんのこどもたちの成長を見守ってきました。

のびのびと個性を表現するこどもたち一人ひとりと丁寧に向き合うこと、そして、一日一日が紡ぎ出す小さなつながりを実直に積み重ねてゆくことを、私たちは、いつも心がけています。

ライフスタイルをそれぞれ異にするこどもたちを、温かいおもてなしの心でお迎えする。こどもたちが健やかに心豊かに育つことを願って。

──それが、私たち井上塾のミッションです。

「学びたい」という
強い意志を育みます。

世界は生きるに値するものだという想いを、こどもたちの心に深く刻むことから、私たちの仕事は始まります。学習とは、自分の、そして自分につながるすべての人々の、世界を豊かにするための営みです。「学びたい」という強い意志は、そうした理解から生まれます。

学習塾とは、人に優劣を付け、格差と分断を産み出すための装置ではありません。自分さえ這い上がれば良いといったひとりよがりな姿勢は、私たちのコミュニティが求めるものではないからです。

こどもたちの「学ぶ心」を支えるものは、こどもたちが出会うさまざまな人たちからの共感と祝福であると、私たちは考えています。

「楽しく学ぶ」を
いちばん大切にしています。

その道に詳しいおとうさんの訓戒によれば、おうまさんの世界では、ぱっぱか走るのが大好きというが名馬の証し。そんなおうまさんを愛情いっぱい育てあげるのが伯楽(プロ)のお仕事。ニンジンぶら下げ、ムチを入れて……、なんてのはもってのほか。誇り高きおうまさんたちはそんなド素人は、はなから相手にしないそうです。

こどもたちには、のびのびと、純粋に学ぶことそのものを楽しんでほしいと、私たちは考えています。あのハリーポッターのように、知の世界を探求し創造するこころを持って……。

古人いはく、「好きこそものの上手なれ!」