豪雨災害に関わる井上塾からのお知らせ

この度の豪雨災害により、被災されたみなさまには、謹んでお見舞いを申し上げます。
当塾も断水に見舞われましたが、多くのみなさまのご協力・ご支援によって、一日も休むことなく平常通り教室を開設、運営することができました。みなさまのご厚意に深く感謝するとともに、ここにあらためてお礼申しあげます。当塾に在籍する塾生やそのご家族に関しては、全員無事であることも確認いたしました。

豪雨被害にともなう私たちの取り組み

●夏休みの塾はいつも通りの夏休み対応です。
今、わたしたちのいちばんの関心は、夏休みをこどもたちがどう過ごすかということです。
当塾のこどもたちは災害による直接的な被害はまぬがれたようです。けれども、長期間の断水や休校によって日常生活が突然に断ち切られ、混乱した生活の中で、さまざまな困惑や懐疑が心の中に産まれていることは想像に難くありません。こどもたちには今回の災害で体験したことがらとしっかり向き合い、そこから多くのことを学びとってほしいと思います。
学校では授業の遅れを取り戻すとして、この記録的猛暑の中、夏休みを大幅に短縮しています。しかし、わたしたちは、こどもたちが「夏休みする権利」を尊重し、こどもたちやそのご家族が心身ともに恢復し成長する季節をさわやかに共にしたいと考えています。勉強も大切ですが、夏休みを満喫することも、こどもたちの成長にとって欠かせないことなのです。

● 夏のキャンプは行き先を大山に変更します。
九州久住山へのキャンプ旅行は、こどもたちがたいへん楽しみにしていた夏休みの行事ですが、交通機関の復旧が望めないこと、さらに学校の夏休みが短縮されることを考慮して、鳥取県大山での登山キャンプ活動に変更します。期間は8月17日から19日までの2泊3日、費用は14000円程度。参加者はあらためて募集します。

●災害ボランティア活動に参加しています。
行き先はいずれも当塾の関係先です。
▷倉敷市真備町の真備竹林麦酒醸造所(代表・多田伸志さん=日比崎中・尾道北高卒)
▷尾道市瀬戸田町の能勢農園のミカン畑(当塾の農業ボランティア受け入れ先)
さらに、尾道市西土堂町・O邸(塾から歩いて5分)の復旧工事への支援も検討中です
倉敷市真備町については、次回は7月31日と8月7日の、いずれも午前7時出発。
瀬戸田町能勢農園への次回の日程は未定です。
参加希望者は、ボランティア保険など手続きがありますので早めにお申し出ください。
ご家族の参加も歓迎します。また、倉敷市真備町へは当塾より救援物資の搬送も行っています。

以上、皆様方のご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

豪雨災害に関わる井上塾からのお知らせ(PDF)