お知らせ

会費の一部改定について

2024年3月19日

塾生の皆様へ・保護者の皆様へ 

井上塾
 井上浴
 『春闘賃上げ率5.28% 33年ぶり高水準』
 テレビには字幕が踊っています。
 ──ん?
 いやいや、わしらも月謝、値上げしよっかと、良からぬ算段をしてたとこ。
 外の景気は良さそうです。尾道ラーメンも讃岐うどんも大にぎわい。だって、旅行と外食は、パッと使ってパッと散る、お代が後に引きません。タチが悪いのは住宅とクルマ。一度お買い物すると,その後数十年ローンの支払いに追われます。内装品、燃費や駐車場、税金など関連の出費も足し算すると、家計の半分がぶっ飛びます。もう、子作りも子育てもあったもんじゃありません。手取りがちょっぴり増えても、まずは返済。そして貯金。あとはちょっとだけNISAか宝くじ。将来に希望が持てない社会では「消費の拡大」は望めません。というわけで、今年度の塾会費値上げは「断念」。
基準会費(「月謝」)の
値上げはありません。
 少子化社会です。昔のようにその辺に放っておけばこどもは勝手に育つもんよ、という時代ではございません。放課後のこどもの時間はお金で買うものです。お家やクルマほどじゃないけど、塾だって、けっこう高いお買い物です。
 で、小学生は今や空前の中学受験ブーム。すっかり難易度も上がりました。そのうえ受験校一つ一つにそれぞれ「教科型」と「適性検査型」の入試がありますので、2本立ての個別対応も要求されます。
 一方、高校受験は全く事情が変わりました。少子化の結果、ほぼ半数の学科が定員割れ。これが就活なら最初から仮内定をいただいたようなおいしい話ですが、三年生になると、こどもたちは目の色を変えて勉強を始めます。こどもたちは自分が中学の学習内容をロクに理解できてないことを悲しいほど承知していますから、高校の授業について行けるかどうか、不安でいっぱいなのです。新しい学習指導要領への移行期に新型コロナ感染症の影響が重なって、混乱が続き、学校では教科指導が充分に行き届かない状態が今も続いています。こどもたちは、高校受験を前に、学習塾ですべてを学び直そうと試みているのです。
 最後に大学入試は「総合型」も含めて、大学ごとに入試制度・科目がいっそう多様化(複雑化)し、受験生ひとりひとり、志望校のメニューと生徒さんの個性にあわせたガイダンスとオーダーメイドの個別指導、いわば専属の家庭教師のような指導が求められています。
 幸い当塾では、今年度は、中学から大学まで、難関校/国公立大も含めてほぼ全員が第一志望校に合格しました。その中で私たちは、受験年次のみなさんには、手厚いサポートが何よりも大切だと痛感、今後は優秀なスタッフの養成も視野に、学習支援をさらに強化してゆくつもりです。というわけで、
 受験年次の加算は
月額+¥4000から+¥6000となります
 受験年次の月額会費は4月より基準会費¥16,000とあわせて¥22,000(難関校志望は月額¥30,000)となります。なお、小6・高3の受験年次会費には『家族割』『3年特割』は適用されません。中3は『3年特割』のみ適用となります。
 教材を充実するため教材費も改訂します。教材の価格も高騰していますので、
教材費は受験年次¥15,000
(難関校は¥30,000)
それ以外は¥10,000です
 新学期、なにかと出費の重なる時節、まことに心苦しい思いもありますが、今後ともお引き立てのほど、よろしくお願いします。
 以上
付記.
●井上塾では、どんな境遇にあっても、こどもたちが学習を継続できるよう努力しいます。経済的事由などにより会費の減額を希望される方はご遠慮なくお申し付けください。大阪仕様の商習慣にも誠意をもって対応させていただきます。
●会費の滞納に対する督促は行いません。立身出世は、はなから当てにしておりませんが、もしや一攫千金、後日、宝くじや万馬券が当たったおりには、必ず直電(ちょくでん=メール不可)でお喜びをお伝え下さい。さっそく使いの者を伺わせていただきます。
●新学年、井上塾では、新しく入塾する塾生を募集しています。ごきょうだい、お友だち、心当たりの方がお近くにいらっしゃいましたら、お誘いしてください。

2階自習室●担当講師交替のごあいさつ

2024年2月5日

塾生のみなさまへ・ご家族のみなさまへ

井上塾●井上浴

 拝啓
 早春の朝の光は少し眩(まぶ)しくて、梅の花も匂います。春宵一刻、休日の朝寝坊がうれしい季節となりました。みなさま、ますますご清祥にお過ごしでしょうか。また、平素から格別のご愛顧をたまわりますこと、厚く御礼申し上げます。
 さて、当塾では、2階自習室を担当しておりました安松崇(たかし)講師が、3月末をもって退任します。今後は昼間のお勤めである法律事務所(塾より徒歩一分)の仕事に専念、二足草鞋(わらじ)を捨てて、法曹の世界を邁進(まいしん)するとのこと。これは「働き方改革」に直結する「時間外労働の短縮」という時代の要請を踏まえた決断でもあります。
 ちなみに、安松講師の当塾在任は十年余にも及びます。その間、みなさま方からはひとかたならぬご厚情をたまわりました。心から深く御礼申し上げます。
 なお、後任は、昨年から当塾のスタッフに加わっております、田實夕夏(たじつ・ゆうか)が、これを務めます。田實は横浜市出身、現在は尾道市立大学大学院美術研究科(油画)に所属しています。学業も、もちろん「出来る!」人ですが、「国展」(国画会)絵画部でも連続入選!(2022・2023年)するなど、そっちの世界でも多忙な毎日を送っています。おかげで当塾でのお勤めは週2回。あとは楫賀友己(かじか・ゆうき)など当塾OBを任用する方向で話がトントン進んでいます。
 いずれ新任担当者からは、あらためてごあいさつを申し上げる所存ですが、応援のほどよろしくお願い申し上げます。
塾生のみなさん、ご家族のみなさんには、いささかご心配もあろうかと思いますが、これまでと変わらぬお引き立て、よろしくお願いします。
ともあれ、2階自習室のみなさんは、若く新しいスタッフを迎えてなかなか元気に盛り上がっておるようですが、3階のお友だちや井上のじいさんといっしょに青春したいという人がいらっしゃれば、3階へのお引っ越しもご検討ください。曜日、教科によって掛け持ちも可能です。ご相談下さい。
 以上、略儀ながら書面をもってごあいさつとします。

敬具

インフルエンザと新型コロナをめぐるお願いです。

2024年1月16日

 バタバタしておりました。
 遅くなりましたが、謹(つつし)んで新春のお慶(よろこ)びを申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜(たまわ)りました。みなさまがたにはよき一年となりますよう、心よりお祈りします。 と、なにごとも、手順を踏んで、佳境に入るのが大人の流儀。いや、なに、インフルエンザと新型コロナのお話です。
 年が明けて、インフルエンザは少し収まったようですが、今度はコロナが大繁盛……。塾でも、先週は、五日間で、三人の塾生に早々のお引き取りを願いました。赤い顔して、あやしうこそものぐるほしきことノートに書き尽くるのを見れば、こいつは天才? 酔っ払い?と、やむを得ぬ仕儀。案の定、翌日には陽性とのご報告。二人目はまだ音沙汰なく、最後の一人は、単なる人騒がせ、故意か過失か、咳止めを飲み過ぎちゃったようです。
 さてさて、油断ならぬ日々が続きますが、いよいよ受験の季節。はばかりながら受験産業の末席を汚(けが)しているわしらの塾としても、必勝を期して、その真価?を問われる時節となりました。(エイエイ、おーっ!)
「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。(上杉鷹山)」とか……。  一見、無気力と無関心を装う近頃の若いもんですが、こと受験となるとアホみたいに高望みします。陰々滅々の暗〜いご時勢に、自己肯定感が高いのはまことに結構なことですが、過ぎるとこれも困ったもんで、滑り止めを滑るという洒落(しゃれ)にもならぬ話が今ではフツーになっちまいました。模試の判定も「D」とか「E」、かつては「顔洗って出直してこい!」ってことだったんですが、果敢にチャレンジしますね。めざすは、乱世、下剋上! あきらめません。青春って素晴らしい。
 完璧! テンパってます。
 で、これは絶対嘘じゃないから、伝えておくけど、厚生労働省のホームページ「インフルエンザ一問一答」によると、インフルエンザにかかったとき、特に気をつけることは「他の人にうつさない」こと。
 なかでも受験生と年寄りってのは特に要注意。なんたって,今いちばんデインジャラスな人たちですからね。おまけに、最近、塾の講師も人材不足とか、田舎行くと、いい爺サマが受験生とコラボして派手にのさばってますから、もう、いけません。
 まっ、その辺はB面、人目に付かないところでゆっくりご相談することにいたしましょう。

★発熱やせき、鼻水、のどが痛い、からだがだるいなど、かぜのような症状があったときは、自宅で静養して下さい。塾の勉強はオンラインで。なお、アレルギー疾患(花粉症等)などで、同様の症状がある場合は、あらかじめお知らせください。

★塾に来たら薬用せっけんでていねいに手洗いしてください。

★入室するときはマスクを着用し、マイスリッパを使用してください。

インフルエンザやコロナに●

自分が感染したとき

「学校保健安全法」に指示されているように、自宅で静養して下さい。現在、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザやコロナによる出席停止期間としています。日数の数え方は、症状が現れた日は算定せず、その翌日を第1日とします。「解熱した後2日」の数え方も同様です。
 ただし、今シーズンのインフルエンザやコロナの特徴として、せきやのどの痛み、倦怠感(だるい)、筋肉や関節の痛みという症状を訴える人が増えています。インフルエンザは、飛沫感染=咳やくしゃみで放出されたウイルスを吸い込むことで感染します。熱は下がっても、せきやのどの痛みなどの症状があるうちは,「症状軽快」と見なさない方がよいでしょう。まだまだ感染のおそれがありますので、通塾は認められません。
 お友だちはもちろん家族との接触も制限されますので、スマホやタブレットなどのコミュニケイションツールがあると救われます。症状がある程度おさまったらオンライン学習も可能になります。
 登校再開の1日目は、学校で疲れて、塾に来ても勉強にはなりません。塾はお休みして早く寝ましょう。

(愛媛大学総合健康センターホームページより)

インフルエンザや(新型コロナ)に●

同居する家族が感染したとき

 同居者の中で最後に感染した人が発症した日を0日として5日間、様子をみてください。何もなければ6日目から通塾可能です。自宅待機期間中、いつでもオンライン学習が可能です。

●学校が

休校や学級閉鎖になったとき

 学校の指示に従って外出は自粛、おうちでよいこしときましょう。オンライン学習も可能です。家では邪魔が入ってうるそうて勉強にならんという受験生は塾で勉強してもらってもかまいません。

オンライン在宅学習の準備をしておこう。

一寸先は闇って話が続いてますね。諸行無常──。いつでもオンラインできるよう、端末を再確認しときましょう。アプリはスカイプとマイクロソフトレンズ。テクストは学校の教科書なので置き勉はやめて、家に持って帰っておきましょう。端末の設定はパンフ「online学習の始め方」を参考に。塾のホームページにも載せています。ご要望があれば、当塾の講師がご自宅におうかがいして、設定作業と操作説明をします。